表具はまさに和の遺伝子

『表具はまさに和の遺伝子』
表具師は表具にかかわる文化の後継者としての側面を負っています。表具技術は長く徒弟制度の中でのみ存続し、職人気質という職業上の倫理観と共に不立文字を旨として学び、その知識を生業として「表具」に活かしてきました。
しかし、今日の表具を取り巻く風潮は表具文化の衰退を予兆させる厳しさの中にあります。表具文化の空白を回避するためにも、一子相伝や不立文字に代替されるデザインの普遍化が必要な時期に来たのではないかと確信して本書の発行を発心した次第です。       岡本 吉隆

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